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【龍絵の簡単な描き方】~顔編~動画付きでご説明します!

こんにちは、画家の奥田みきです。

 

龍の顔と言えば、古典的でちょっとユーモラスに溢れる顔を

思い浮かべるかと思いますが、

昨今では、ゲーム系のかっこいい顔から癒やし系の顔まで

まで色々な「龍神」の描き方があります。

 

西洋の龍(ドラゴン)はベースが虫類や恐竜の顔の変形なのですが

東洋の龍はそれとは少し違っています。

 

私も最初に龍を描き始めた時に、龍の顔がどういう構造になっているのか

分からずに苦労したので、ここでは「東洋の龍」に特化した描き方を、動画も交えてご説明しますね!

 

龍の描き方~色々なタイプの龍

 

 

昨今では「龍神ブーム」と言って良い位、色々な場所で龍神の話を聞きます。

 

縁起の良い霊獣として、龍に縁のある場所にお参りに行ったり龍の絵を描いたりする方も多いですよね。

 

 

「龍神とは?」についての解説は下記のページに書きましたのでそちらをご覧下さい

 

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ここでは「龍の描き方」についてご説明します。

 

龍の全身の描き方まで入れると長くなってしまいますので、今回は「龍の顔の描き方」になります。

 

 

古典的な龍の顔

 

まずは、古典的な龍の顔を見てみます。

 

古来より描かれている龍の顔は、目が丸くて、鼻が大きく、どことなく、おじいさんのような感じもしますよね。

 

これも、もちろん素敵なのですが、近年では作家の好みに合わせて龍神も色々な顔で描かれます。

 

色々な顔の龍

 

私も顔の顔の造形は、基本的には古典的なものを参考にしていますが

アレンジもしていて、少し目が細長で、鼻は小さめで

 

「ハンサム」な感じになるように描いています。

 

この項目のtop画像に3種類の違ったタイプの顔を乗せました。

左端は「子龍

「龍ってどこか怖くて…」という方にも人気のあるタイプの龍です。

子犬のような感じで描いています

 

中央は「成人の龍」

いわゆる「龍神」らしいお顔ですが、

「きりっ」とした感じになるように描いています。

 

右端が「若い龍」

成人の龍より少し若い感じです。

こちらは女性に人気のある顔です。

 

 

 

 

 

並べて見ると、それぞれ特徴があるね! 色々描いてみて、好きな感じの顔を見つけてね!

龍の描き方~龍の九似~

 

 

~龍は九つの動物に似る~

 

「龍の九似」については、龍の記事に記載いたしましたが、

ここでは顔の部分のみをアップにして抜き出してみました。

 

この絵では、目の形が古典的な「まん丸」で描いていない以外は

古典顔に近い感じで描いています。

 

 

それでも、一応「龍の九似」に沿って描くことで

「龍神」らしい感じになります。

 

顔の特徴をざっと書き出してみますと。

 

  • 龍の目は寄っていて、草食動物ではなく、肉食動物の骨格をしている。
  • 龍の角は鹿に似ています。木の枝のように描かれ、二割れで描かれる事が多いです。
  • 目は兎(鬼とも言われます)に似ています。
  • 口は諸説あるのですが、一番似ているのはやはりワニだと思います
  • 頭はラクダに似ていると言われ、山上になっています
  • 鼻は人間の鼻に似ています
  • 眉毛はもさもさと密集していることが多いです。

 

 

上記の様な箇所を絵に入れていくと

「龍神らしい顔」になります。

 

龍の描き方・まずは動画から

 

 

 

 

さて、では実際に龍の顔を描いてみましょう!

 

まずは手順を動画にまとめてみましたので一連の流れをご覧下さい。

 

下記からは順番に書き順を追っていきます。

龍の描き方~顔の簡単な骨格からスタート

 

①まずは頭蓋骨の丸い部分を描きます

(これは人間を描く時でも一緒です)

②顔の中心線を引きます。

横顔に近い斜めを向いている顔なので、中心よりかなり外側です。

この中心線があると左右のバランスが取りやすいです。

③龍の骨格は鼻の長い犬の変形です。

犬と同じように筒状顎~鼻先の部分を

先の細くなった立法系で描きます。

龍は顔が長めなので長く書きます。

 

 

 

鼻先の長い動物は龍に限らず、この「丸+立法系」でベースの形を取れるようにすると、角度が変わった時などにも形が崩れる心配がなくなるよ!

龍の顔の描き方~

 

 

④ 龍の骨格は犬の形の変形、と描きましたが

もちろん犬と同じではなく違いもあります。

 

大きな違いは

口がワニのように裂けている事です。

 

顎の部分に「丸」を描きます。(ここを起点に口が開閉します)

 

鼻の側面と、鼻面のアタリを描きます。

(アタリとは、「この辺に入ると言う、位置決めのための線です)

⑤ 目の入る部分にもアタリを付けます

(目そのものの形ではなく、目が入る頭蓋骨の穴の部分です。

後でこの場所に影も入ります)

⑥口を入れます。

少しギザギザした、ワニの様な口です。

閉じている口ですが、牙も少し見えます。

 

⑦角を描きます。

 

ここでベースの形は終了。

次からこのアタリに沿って肉付けをして行きます。

 

 

 

龍に限らず、「物の形」を取るのに一番大事なのはこのベースの形なんだって。ここの形が間違っていたり、ゆがんでいると、いくら上に肉付けをしても形がおかしいままになってしまうらしいよ。なので、まずはベースの形が描ける様になるのが大事なんだ。

龍の描き方~肉付けをしていく

 

⑧ ここから肉付けをしていきます。

目の大きさ~

眉毛の形、

鼻の太さなどを描いていきます。

 

それをそれをどんな風に描くのかで

個性が決まってきます。

色々試して見て、個性的なお顔を作って下さいね!

 

⑩ 鼻の形も色々です。

古典的な龍神の顔の鼻は結構大きめですが

私は小さめが好きなのでこのくらいで描きます。

 

⑪口の周りに付いている、ギザギザしたヒゲを描きます。

上顎の部分と、下顎と部分のヒゲに分かれています。

 

顎の周りのギザギザしたヒゲ(毛)も描きます。

 

⑫角を描き、髪を描きます。

髪の部分は通常は余り固そうな髪ではありません。

 

⑬ ヒゲを描きます。
⑭ 完成です!

元の絵と重ねてみました。

おまけ

 

こちらは手順の絵よりも精密に描いた線画になりますので

参考に乗せてみます、

 

●この絵では髪を渦巻き状にして、少しデザイン化しています。

●角の形は「鹿に似る」とされていますが、こんな感じで

木の枝のように描かれる事が多いです。

 

龍の色の塗り方はこちらでご説明しています。

 

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まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

西洋の龍(ドラゴン)の描き方講座は結構あるのですが

私が本格的に龍絵を始めた時に、東洋の龍の顔の形は

古典的な描き方の解説しかなく、色々立体などを骨格に当てはめてみたりして

作った描き方です。

 

何かのお役に立てれば嬉しいです。

次回は「全身像」について解説したいと思っています。

 

 

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