──変わり目に寄り添う、芸術と智慧の守り神
弁才天に惹かれるのは、その優雅なお姿と、芸術を守護してくださるという一面もあるでしょう。
私自身もこれまで、弁才天をいくつかの姿で描いてきました。
けれど、この「白蛇を従えた弁才天」は、今回がはじめての試みとなります。
正直に言えば、私は蛇というモチーフが少し苦手でした。
そのため、これまでは意識的に避けてきたところもあったのですが──
今回、この絵を描くなかで、白蛇の持つ“神聖さと畏れ”のような気配が、
ゆっくりと筆先を導いてくれたように感じています。
弁才天とは


弁才天(べんざいてん)は、音楽・芸術・智慧・財運などを司る神さまで、
日本では七福神の一柱としても親しまれています。
その起源はインドの水の女神「サラスヴァティー」。
水のように澄んだ感性と、言葉・表現の豊かさをもたらしてくれる存在です。
創作や学びに携わる人にとっては、心強い守護者とも言えるでしょう。
白蛇はその弁才天の御使いとされ、神域を護る存在でもあります。
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「白蛇は、護るためにそこにいる」
制作中、筆を進めるうちに、
「白蛇は、護るためにそこにいる」──
そんな言葉が、心の奥に静かに響いてくるような感覚がありました。
白蛇は古くから、脱皮をくり返すことから「再生」や「変化の兆し」を象徴するものとされてきました。
また、弁才天の御使いとして、神域を護る存在とも伝えられています。
この絵の中でも、白蛇は弁才天のそばに寄り添い、
その静かな佇まいの中に、見守るような気配を感じています。
変化を前にしたあなたへ


この作品には、華やかに咲く牡丹の花や、金色の光をたたえる背景が描かれています。
どちらも、古くから「富貴」「繁栄」「守り」の象徴として親しまれてきたモチーフです。
白蛇は、金運や財の神としても信仰されてきた存在であり、
金箔の光と響き合うように、
今という瞬間の豊かさを照らす力を宿していると感じています。
そして、弁才天という神は、
技芸・言葉・表現を司り、人生を潤す“知恵の流れ”をもたらす女神。
目に見えない世界から、さりげなく導きを与えてくれる存在です。
この絵には、変化の前にそっと背中を押してくれるようなやわらかさと、
日々の中で福と光を呼び込むようなあたたかさが込められています。
描き終えたあと、私自身の中にも、
なにかが静かに整っていくような感覚がありました。
守り、導き、そして豊かさへとつなぐ神として──
この弁才天が、必要な方のもとにそっと届いてくれますように。
作品について
● タイトル:白蛇弁才天(はくじゃべんざいてん)
● 技法:アクリル絵の具+金箔 /キャンバス /25号 (ジクレー版画あり)
神仏画のジクレー版画
癒しの神仏画・観稀舎(みきしゃ)では弁才天をはじめ、多くのジクレー版画を取り扱っております。


こちらの作品は、ジクレー版画としてもお求めいただけます。
高精細な顔料インクによるプリントで、原画の色彩や質感をできる限り忠実に再現しています。
● SSサイズ7,800円~ Mサイズ28,000円
※その他のサイズ・額装オプションもご用意しています。
すべてのジクレー版画には、作者直筆のサイン入り。
● モチーフ:弁才天と白蛇、牡丹、円相、唐草文様
【作品のご購入・詳細ページはこちら】
▶ https://mikisya.shop/products/[※商品ページURLに差し替えてください]











