神仏画に向き合う理由──人間的に未熟な部分があるからこそ、描き続けている理由

目次

「こんな自分が描いていいのだろうか」と思うことがあります

感情に振り回されたり、言わなくていいことを言ってしまったり──
人として、まだまだ未熟だなぁと思うことが、よくあります。

「こんな自分が神さまを描いていいのだろうか」
そんなふうに、ふと立ち止まることもあります。

でも、不思議と、そういう時ほど筆を取りたくなるのです。

かっこ悪さごと、向き合う

私は神仏画を描いていますが、
実際にはいつも「かっこ悪い自分」と向き合っています。

何十年も絵を描いてきたのに、いまだに完全に納得のいく絵が描けない悔しさ。
誰かの評価を気にしてしまう自分。
焦りや不安が絵ににじんでしまうこともあります。

でも、そんな弱さごと全部、
神仏という存在に向けて、少しずつ、真摯に描き重ねていく──
そんな日々を送っています。

描くことで、真摯さを取り戻す

描くことは「浄化」ではないけれど、
それでも、筆を取ることで
“画家として最も真摯な姿”に立ち返る瞬間があります。

私は立派な人間ではありません。
ましてや、聖なるものを語る資格があるわけでもない。
でも、それでも……いや、だからこそ描くのかもしれません。

未熟なままで、向かい合う

人間的な弱さを抱えたまま、
それでも、なにか尊いものに向かっていくこと。

それが、私の神仏画の根っこにあるような気がしています。

神仏に手を合わせるとき、
「完全な人間」である必要はありません。
絵を描きながら、私はそのことを何度も教えられてきました。

だから今日も、未熟なままで筆を取ります。

それが、私にとっての
“描くという祈り”なのかもしれません。

▶その他の「神仏を描くこと」の記事は下記から

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

神仏画・龍神画・幻想絵画を描く画家・イラストレーター。
30年以上にわたり活動を続け、オラクルカードの制作や講師としても多くの経験を重ねてきました。
オラクルカードは国内外で出版され、代表作に『光の龍神カード』『日本の密教カード』などがあります。
また、星曼荼羅など、寺院からのご依頼による仏画も手がけてきました。
※書籍・オラクルカードは直販ショップやAmazon等もお求めいただけます。

奥田みきの公式アートショップ

奥田みきのジクレー版画やオラクルカードなどを扱う【公式アートショップです】

「光の龍神カード・リーディング講座」開催中

光の龍神カード・リーディング講座 バナー

龍のエネルギーを感じながら、静かに内なる声を受け取るリーディング講座です。
ご興味のある方は、ぜひ以下よりご覧ください。

 

目次