こんにちは。
画家・イラストレーターの奥田みきです。
今日は私の主催する「アトリエ観稀舎」のことをご紹介したいと思います。
▼こちらもご参考になさってくださいね。
アトリエ観稀舎は大人向けの絵画教室
アトリエ観稀舎は東京/小岩の住宅地にある、奥田みきの自宅アトリエです。
私は絵の仕事をはじめて30年になりますが、講師の仕事も20年ほどやっています。
講師歴としては、カルチャースクールで一般の方に向けた講座をしたり、専門学校で将来絵の仕事に就きたい方に向けての講座もやってきました。
現在は自宅アトリエをメインに講座をやっています。
そして、2020年初夏にはオンライン講座を開講予定で現在準備中です。
▼絵画教室での制作の様子を、1分ほどの動画にしました。
ファンタジーアートの世界で活躍する画家のアトリエです。
私は現在では数々の本を出版し、海外の出版社から著作のカードが出版されるなど、商業イラストレーターの活動をしています。
それ以外にもジャンルに捕らわれずに展示活動や創作活動を行い、色々なフィールドで独自の活動で行ってきました。
しかし初期の頃には描きたいものが上手く描けず、特にデッサンコンプレックスには長い間苦しんできました。
こんにちは。画家の奥田みきです。 私は現在、出版の仕事や展覧会活動をしていて、画歴はもうすぐ30年になります。 目の前にある課題に一つ一つ取り組んできたら、いつの間にか時間が経っていたとい[…]
デッサン講座やクロッキー会、絵画教室にも通いましたが伸び悩み、自分の描きたいと思う「幻想アート」を描くためのに必要な勉強法が何なのか良く分からずに、ずいぶんと遠回りもしました。
でもその遠回りの結果、幻想アートを描くにはどんな勉強が必要かが分かるようになったのです。
講座ではそんな経験を元に、色々な技術をみなさんにお伝えしています。
▼アトリエ観稀舎の受講生の方々の作品
アトリエ観稀舎はどんな絵が習えるの?
タイトルには「幻想絵画」と付けていますが、私自身がファンタジックな絵やスピリチュアルアート、仏画、龍絵などを描いていますので、そんな世界観が好きな方々が集まってきます。
毎回五名前後の少人数制で、楽しみながら学び、スキルアップが出来る環境です。
どんなスキルが身につくの?
講座のオリジナル下絵も充実していますので、絵を仕事にしたい方だけではなく、「これから絵をはじめたい」と考えている方にもスタートしやすい講座が沢山あります。
今の時代、絵画教室からサロン形式、オンライン講座などあらゆる講座があり、講座もそれぞれで、身に付けられるスキルも異なってきます。
絵画教室なら基本的なしっかりとした絵画力を磨けますし、サロン形式なら楽しく描くことができると思います。
そしてアトリエ観稀舎は、「個性と基礎力を身に付けられる講座です」
私は「幻想アート」を得意としていて、描いているモチーフは掘下げて色々勉強をしてきました。
仏画、龍神画、天使やファンタジー系の絵には特に拘りがありますので、基礎的な部分からその人の個性を活かした作品作りまで、丁寧にアドバイスすることが可能です。
受講生の方にも良く「プロのスキルを惜しみなく教えて頂ける」と言っていただけています。
私は前記のように30年間絵の仕事をしていますが、長い間自分や周りの人を見て来て思うのは、今流行っていることをすれば、その時にはそれなりに仕事は回るけれど長続きはしない、ということです。
結局のところ「きちんと描ける」というのは大きな武器になります。
今まで講座にいらした方の中には、
イラストレーターとして仕事をなさっている方、公募展で連続入選を果たしている方、オーダーアートの制作受注をなさっている方、趣味で長く絵を描き続けている方など、それぞれの目標に合わせて成果を出されています。
絵画とイラストの教室です。
時々「難しそうな講座」」と思われますが、全然そんなことはありません!
むしろ初心者の方、これから絵を学び始めたいという方にこそ来て頂きたいです。
アトリエでは、絵画とイラストの両方を扱っています。
来られる方は、
- 一つは「趣味で楽しみたい方」と
- もう一つは仕事として絵を描きたい方です。
その方の目指すものに合わせたアドバイスをさせていただきますので、お気軽にお越しくださいね
趣味で楽しみたい方には、数多くの図案を用意していますので、楽しく課題を制作することが出来ますし、仕事にしたい方には基礎から応用まで色々なスキルをお仕えすることが出来ます。
アトリエ観稀舎のウェブサイト
講座の内容については講座用のHPがありますので、是非そちらをご覧になってください。
講座のご案内はここまでで、下記からは「絵を習うメリット」を記載させていただきます。
特に「添削」について詳しく書いていますので、ご興味のある方はご覧ください。
絵を習うメリット・添削の重要性
先生に習うときに重要なのが、この「添削」だと思っています。
講座で絵を習おうと思う方は
- 初心者でこれから絵をはじめたいと思う方
- 自分の実力に不安を感じ、上達したいと思う方
のどちらかのケースが殆どです。
絵は自分のスキルが上がる度に「見る目」も育って行くのですが、最初のレベルからこんな風に進化していきます。
①「自分の絵のが未熟さに気が付かない」(例えば自分の絵のデッサンが狂っていることに気が付かない)
↓少し習うと…
②「人の絵の未熟な点が分かるようになる」(あの人の絵、何かおかしいな?)
↓さらに習うと
③「自分の絵の未熟なことも分かるようになる」(自分の絵って何か変だな…)
↓もっと勉強すると
④「自分の絵の何かがおかしいのは分かるけれど、どこを直して良いのかがわからない」(上手く描けないけれど、何を直して良いのかわからない)
実際私も一番自身満々だったのは学生時代や駆け出しの頃です。稚拙なレベルだったにも関わらず、自信満々でした(笑)
人に少しでも注意されたら、むっとするという、今思うと恥ずかしい限りですが、最初の頃は多くの人はそうだとおもいます。
その後、実際に業界の中で仕事をして行くと、直ぐに自分の至らなさに気が付くようになりました。
現在ではYou tubeにも沢山の動画も上がっていて、それを見て勉強する方も増えましたし、実際私もYou tubeの技法チャンネルは良く参考にさせて頂いています。
ただ、You tubeでは色々な方の動画を見ることは可能ですが、相互コミュニケーションを取ることは出来ません(コメント欄という意味ではなく)
つまり、添削や突っ込んだ質問が出来ません
じつは「添削」こそが上達の鍵なので、これが出来ないのが独学の痛いところなのです。
添削の重要性
絵は特に基礎の部分で不安を感じる方は、添削してくれる先生を見つけた方が確実に上達します。
なぜかといえば、特に「デッサン崩れ」は本人が気が付かないことは多く、また気が付いていても「どう直して良いのか分からない」ことが殆どだからです。(これは私自身の経験でもそうですし、講座へ来られた生徒さんでも、初心者の方はご自身の描かれているデッサン崩れに気が付いていない方が多いです)
例えば人物デッサンでいえば、初心者の方に多い間違いに
- 「斜め顔の目が骨格からはみ出している」
- 「斜め顔の後頭部が陥没している」
- 「末端(手や足)が小さすぎる」
- 「目が極端に大きすぎる」
などがあるのですが、
なかなか初心者の時には、自分でこれに気が付くことが出来ません。
なぜ添削が必要なのか?
初期の段階で大事なことは、「実際に自分の描いた絵を直して貰うことで」で、添削されたものを見ると、自分が何が間違っていたのかが分かるのです。
一回ではなかなか手癖は直りませんが、何度か添削を繰り返して「正しいバランス」で描いていくと、自然と正しい形が身についていきます。
中には絵に添削を入れられることや、自分の絵を注意されるのを嫌がる人もいます。
でも、上達を目指して習いに来たのでしたら、先生の意見は「一理ある」と思った方が良いです。時に基礎的な部分に関しての間違いは、好みの問題ではないからです。
気持ちの持ち方
素直な人ほど上達する
とは昔から言われる言葉ですね。
人の意見は黙々的に受け入れる必要はありませんが、言われることにはなんだかの意味があります。
かく言う私も「デッサンが狂っている」と指摘されてから、デッサンを色々習うようになりましたし、アドバイスは「取りあえず」聞いて見ることをお勧めします。(もちろんいかにも見当外れなこととか、悪意のある否定意見は聞き流して構いません。でも以外と数年後になって「あの意地悪な意見」は本当だった、と気が付くことも多いです(笑))
特に基礎的な間違いなどは個性とは別問題ですので、素直に添削を反映して、繰り返し勉強できる人ほどやはり上達は早いです。
まとめ
前半では私に講座のご紹介を、後半では「添削と繰り返しの練習で上達する」ことについて書かせていただきました。