天照大御神を巡る7つの神話:日本文化の源を探る

天照大御神を巡る7つの神話:日本文化の源を探る

こんにちは。
幻想画家の奥田みきです。

今回は、日本の神様の中で最高位に位置する天照大御神(アマテラスオオミカミ)について、

「どんな神様なの?」
「ご利益は?」
「実在したの?」

といった素朴な疑問に、分かりやすくお答え・解説していきます。

このサイトでは、これまで弁才天や龍神など色々な神様を紹介してきました。

天照大神は、そんな八百万の神々すら敬うほど尊く、そして実は人間味のある存在でもあります。

この「人間的なところ」が古事記の面白いところでもあります。

名前の表記についてはここでは照大御神(アマテラス)
と記載しています。
もくじ

天照大御神(あまてらすおおみかみ)とはどんな神様?

天照大御神(あまてらすおおみかみ)は、その名の通り天からこの世界を照らす「太陽の神様」です。

天照…天界や天界に繋がる大空、そしてその下にある大地を照らすこと

大神…神様の敬称

 

この2つの言葉を合わせると「天照大御神」なります。

名前から分かる通り、まさしく太陽そのものです。

 

天照大御神(あまてらすおおみかみ)の主なエピソード

「天照大御神」は神話の中で、主に以下のエピソードに登場します。

以下、時系列に箇条書きでご紹介します。

詳しくは各記事をご覧下さい。

  1. イザナギが穢れを祓った時に誕生
  2. 三人の兄弟・天照大御神は高天原を統治
  3. 須佐之男命と誓約を結ぶ
  4. 天岩戸に閉じこもる
  5. この後、しばらくの間地上での出来事を見守る
  6. 大国主命が地上をまとめ挙げたのを見て統治を狙う(国譲り)
  7. 地上に孫のニニギノミコトを送る(天孫降臨)

①天照大御神(あまてらすおおみかみ)の誕生

さて、まずは「天照大御神」の誕生から追ってみましょう!

まだ日本という国が存在しなかった頃、伊邪那岐・男神(イザナギ)と伊邪那美・女神(イザナミ)という二柱の神が国生みを始めて、広い国土と八百万の神様を誕生させました。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)は、父イザナギと母イザナミの娘であり、イザナギが左目を洗った時に生まれたとされています。

そんな天照大御神(あまてらすおおみかみ))の誕生神話を下記にご紹介します。

イザナミの死

イザナギとイザナミは仲の良い夫婦神でしたが、イザナミは火の神カグツチを出産した際に大やけどを負い、それが原因で死亡してしまいます。

大変悲しんだイザナギは黄泉の国へとイザナミを探しに出かけます。

イザナギは死者の国からイザナミを連れ帰ろうとするのですが、その際イザナミがこう言いました.

「黄泉の国の神様に地上に帰れるように相談してきます.
その間私の姿は絶対にみないでください」

 

イザナミに釘を刺されたイザナギですが…

しかし、なかなか帰ってこないイザナミにしびれを切らし、イザナギはイザナミの姿をのぞき見てしまうのです。

そこには醜く変わり果てたイザナミの姿がありました。

穢れを落とすための禊

驚いたイザナギは命からがら黄泉の国から逃げ帰ります。

命からがら地上に戻ったイザナギは、穢れた体を清めるために禊を行います。

 

禊の最中に、身に付けていた装飾品などから十二柱(はしら)の神々が生まれ、その後も数々の神々が誕生しました。

最後に伊邪那岐(いざなぎ)が顔を洗うと、

左目からは太陽の神・天照大御神(あまてらすおおみかみ))が、

右目からは暦を司る月読尊(つくよみのみこと)

鼻からは嵐の神・素戔嗚尊(すさのおのみこと)が誕生しました。

この三柱を「三貴子」と呼びます。

 

②天照大御神(あまてらすおおみかみ)の兄弟

イザナギは「三貴子」に世界を治めさせることにします。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)には高天原(たかあまのはら)

月読尊(つくよみのみこと)は夜を、

素戔嗚尊(すさのおのみこと)には海を納める様に命じました。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)の家系図

天照大御神(あまてらすおおみかみ)の父は伊邪那岐(いざなぎ)ですが、母は伊邪那美(いざなみ)ではなく、

伊邪那岐が単神で生み出しました。

神さまはこのように、普通の夫婦関係とは違い、単身でも神々を生むことが出来たのです。

③天照大御神と須佐之男命の神話・誓約(ウケヒ)

三人の兄弟の中で、月読尊(つくよみのみこと)は神話には殆ど登場しないのですが、

天照大御神(あまてらすおおみかみ)と「「須佐之男命」(すさのおのみこと)にまつわる物語には、多くの人々を魅了する力があります。

まずは「誓約(ウケヒ)」の物語からご紹介します。

「誓約(ウケヒ)」の神話

須佐之男命(すさのおのみこと)は海の統治を怠り、父である伊邪那岐命に(いざなぎのみこと)よって芦原中国に追放されたとされています。

 

須佐之男命は姉に別れを告げるために高天原を訪れますが、天照大御神は警戒して武装をして待ち構えていました。

 

乱暴者の須佐之男命なので、「高天原を奪いに来た! 」と思ってしまったのですね

そこで須佐之男命は誤解を解くために、「誓約(ウケヒ)」を提案します。

そして、天照大御神は須佐之男命の十掌剣から三柱の女神を、須佐之男命は天照大御神の勾玉から五人の女神を産みました。

須佐之男命は「女神が生まれたのは私の心が潔白だからだ!」と勝ち誇ります。

 

「誓約(ウケヒ)」とは、神々の世界での約束や誓いのことです。

古代日本においては、神と人との間での契約や約束事に使用されていた言葉で、双方が約束を守ることで、平和的な関係を築くことを目的としていました。

神社や神道の儀式においても、誓約が重要な役割を果たしています。

④天照大御神と須佐之男命の神話・天岩戸

『天岩戸神話』は、太陽神である天照大神が洞窟に隠れたことで日本中が闇に包まれ災いが頻発したため、他の神様たちがなんとかして外に出てきてもらおうと奮闘するエピソード。

つまり、現代的に言うと「神様の引きこもり」とも言えるでしょう。

皆さんも、どこかで一度は耳にしたことのあるお話だと思います。

天岩戸神話

「誓約(ウケヒ)」によって勝ち誇った須佐之男命は、高天原で調子に乗って狼藉を繰り返します。

ある日、機織り小屋に馬の皮を投げ込んだことで、織り女が驚いて頭に尖った道具に刺されてしまい、亡くなってしまいました。

このような弟の凶行に天照大御神は怖れを感じ、天岩戸に身を隠してしまいます。

 

太陽神が隠れてしまったため、世の中は暗闇に包み込まれてしまいます

 

太陽神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)が洞窟に閉じこもってしまったものですから、神様たちは大慌てです。

どうにかして天照大御神(あまてらすおおみかみ)を外に連れ出そうと考えた神々は、

「すぐ外で楽しくお祭り騒ぎをしたら覗きに来てくれるかもしれない」と計画し、祭事を開催しました。

天宇受売命(アメノウズメノミコト)登場!

天宇受売命(アメノウズメノミコト)という女神が胸もあらわに踊り出すと、神々は大笑いし、その騒ぎを聞いた天照大神は岩戸から顔を出したところ、怪力の神が外へ連れ出しました。

計画が功を奏し、天照大御神(あまてらすおおみかみ)は無事に外に出てきてくれて、太陽の光が再び降り注ぐようになりました。

まさに、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が太陽神であることを象徴するエピソードです。

 

天照大御神を中心とした神話において、
須佐之男命は暴れ者として描かれますが、
後に地上に追放され改心します。
天照大御神はその後、高天原で見守りながら
神々に指示を出す立場になります。
今後の神話では、天照大御神は直接関わらないものの、
神々の物語の大きな流れとなるため、続けてご紹介しますね。

⑤天照大御神(あまてらすおおみかみ)地上での出来事を見守る

古事記の世界では、須佐之男命が八岐大蛇と戦い、クシナダヒメを娶ったり、大国主命が地上を統一するなど、色々な出来事が起こりました。

しかし、この間、天照大御神は特に登場しませんでした。そして時は流れ……。

⑥天照大御神(あまてらすおおみかみ)国譲り

大国主命が地上を統一したことで、天照大御神は「地上は自分の子どもが統べるべき」と考えるようになりました。

国譲りの神話では何人かの神様が関わってきます。

 

①天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)

最初に登場するのは天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)(天照大御神と須佐之男命が誓約をしたときに生まれた五男三女神の一柱)

天照大御神は自分の子である天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)を地上に派遣することを決めました。

しかし彼は「下界は物騒だ」として途中で引き返してしまったのです。

②天穂日命(あめのほひのみこと)

天照大御神は諦めずに大国主命に国譲りを迫るため、使者を派遣することにしました。

派遣されたのは、天穂日命(あめのほひのみこと)(次男)でした。

しかし、彼は大国主命の偉大さに感服してしまい、3年間音信不通になってしまいました。

③天若日子(アメノワカヒコ)

天照大御神は次に天若日子(アメノワカヒコ)を派遣しますが大国主神の娘・下照比売(シタテルヒメ)と結婚し、8年間高天原に戻りませんでした。

おまけに天から偵察に来たキジの「鳴女」(なきめ)も射殺してしまうのです。

なかなかうまくいかないところに、大国主命の偉大さが表れているのですね

④建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)とが天鳥船(アメノトリフネ)

最後に送り込まれたのは建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)とが天鳥船(アメノトリフネ)です

二人が出雲国の稲狭の浜におりたつと、大国主命の子、事代主神(ことしろぬしのかみ)は国譲りを承諾しました。

最後まで抵抗した弟の建御名方神(たけみなかたのかみ)も建御雷神に力比べで完敗する、ととうとう国譲りが達成されました。

 

大国主命、国譲りを承諾

二人の息子が天の使いに降伏したことから、大国主命は

「天照大御神の済むような高くそびえる立派な宮殿を建ててくれれば、そこに静かに暮らす」と提案します。

この時建てられたのが「出雲大社」と言われています。

 

何人も使者を送り、
ようやく大国主命は天照大御神に
地上を譲ることを承諾しました。

⑥天照大御神と天孫降臨

天照大御神にまつわる神話もいよいよ大詰めです!

瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が地上の統治者に任命

高天原による地上統一が決まった後、天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)の子、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が統治者に任命されました。

彼こそが、天皇家の始祖である人物です。

そして、天照大御神から三種の神器を託された彼は、いよいよ地上に降臨することになりました。

高千穂の地に降臨する

途中で現れた国つ神の猿田彦命(さるたひこのみこと)に案内され、彼は高千穂(現在の宮崎県)に降り立ちました。

こうして、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)は天孫降臨を果たすことができたのです。

 

ににぎのみこと、は正しくは
天邇岐志国邇岐志天津日高日子番能邇邇芸命
(あめにぎしくににぎしあまつひこひこほのににぎのみこと)
と言います

天照大御神にまつわる神話を、誕生から追って書いてきましたが、お楽しみいただけましたでしょうか?

ここからは、三種の神器や名前の読み方などをお伝えします。ぜひ、続けてお読みくださいね。

 

天照大御神と三種の神器

「三種の神器」というのは、日本神話に登場する三つの神器のことを指します。

天照大御神の縁の神器で後に皇室の至宝となりました、

 

それぞれ「八咫鏡(やたのかがみ)」、「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」、「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」と呼ばれています。

 

八咫鏡(やたのかがみ)

「八咫鏡」は、天照大御神が天岩戸に隠れた際に使われた鏡で、それを光らせることで天を明るくしたとされています。

現在は伊勢神宮に保管されています。

八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)

「八尺瓊勾玉」は、「天岩戸神話」の時に天照大御神に捧げられた勾玉です。

現在は皇居に保管されています。

当時の尺は現代のものよりも短かったため、「8尺」は約180cm、「8咫」は約140cmの長さを表していたとされています。
この長さは、勾玉の周囲や尾の長さ、そして結わえてある緒の長さとしても解釈されています。

草薙剣(くさなぎのつるぎ)

そして、「草薙剣」は、後に須佐之男命が退治した八岐大蛇から出てきた剣で、須佐之男命から天照大御神に献上されたものです。

現在は熱田神宮に保管されています。

三種の神器と皇室

なお、「草薙剣」は、後に天照大御神の孫であるニニギノミコトが地上に降臨した際に持参し、代々天皇家が受け継いできたとされています。三種の神器は、日本の伝統や歴史に深く根付いた重要な存在であり、今でも多くの人々に敬われています。

 

 

天照大御神(あまてらすおおみかみ)の読み方│天照大御神と天照大 の違い

天照大神に限らず、日本の神さまは呼び名が一つではないことが多いですね。

『古事記』では天照大御神(あまてらすおおみかみ)

『日本書紀』では天照大神(あまてらすおおかみ、あまてらすおおみかみ)と表されます。

分かり易く「アマテラス」と記載されていることも多いです。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)の性別

時代や文献によって色々な解釈がありますが、天照大御神(あまてらすおおみかみ)は女神であり、現在では女性とされています。

(天照大御神(あまてらすおおみかみ)は「男性だ」とされる説もありますが、ここでは女神としてご紹介します)

 

性別が書物にはっきり記載されているわけではありませんが、

・天照大御神(あまてらすおおみかみ)の別名は大日孁貴(おおひるめのむち)といい、(日?ひるめ)が日の女神を表す
・『日本書紀』では弟の須佐之男(すさのお)に姉と呼ばれている
・機織りの仕事をするなど女性的な記載が多い

といった事実から、一般的に女神と解釈されています。

 

 

 

天照大御神(あまてらすおおみかみ)のご利益

天照大神(アマテラス)の最も知られているご利益は、願望成就です。

万物に光を注ぐ太陽の姿から「あらゆる願いを聞き届ける」というご利益に転じたそうです。

また天照大神(アマテラス)は、太陽だけでなく『光』『愛』『真実』を司るともされ、

万人にも八百万の神様たちにも尊ばれている存在です。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る神社

天照大神(アマテラス)が祀られている総本社は、三重県伊勢市にある伊勢神宮です。

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本来の名称は『神宮』ですが、他の神宮と区別するために、伊勢神宮という愛称で全国的に知られています。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)が八百万の神の最上位であるように、伊勢神宮もまたすべての神社の最上位に位置する本宗(ほんそう)です。

 

その昔、第11代垂仁天皇の第四皇女である倭姫命(やまとひめのみこと)は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る土地を探すべく全国各地を巡りました。

そして伊勢国に行き着いた際に、天照大御神(あまてらすおおみかみ)から「この国に留まる」という神託を受け、現在の内宮がある土地に祠を建てたことが伊勢神宮の始まりです。

また、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る神社を神明(しんめい)神社といい、全国各地に建てられています。(全国に5000社存在するそうです)

天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)

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宮崎県西臼杵郡高千穂町

上記の「天岩戸神話」に関連した神社です。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)│お蔭参りが大流行

伊勢神宮で有名な歴史エピソードといえば、お蔭参り(おかげまいり)ではないでしょうか。

まだ国道もしっかり整備されていなかった江戸時代の頃、伊勢神宮へ集団参拝するお蔭参りが大流行しました。

その当時、実に数百万人もの人々が全国各地から伊勢神宮を訪れたとされています。

 

現在の東京からでも徒歩で約2週間かかりますが、東北や九州地方の人は、実に100日かけて参拝しに来たともされています。

この出来事だけでも、天照大神(アマテラス)がいかに人々に愛されてきたかが分かりますよね。

 

今では車や公共交通機関で手軽に参拝できますが、昔の人がそれほどの苦労をしてでも行きたかったということを想像すると

天照大神(アマテラス)の尊さをより実感できるのではないでしょうか。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)は実在した?

日本神話は『神話』と言われながらも、現実と繋がっている部分もあり、

「天照大御神(あまてらすおおみかみ))って実在したの?」

というところが曖昧な方がほとんどかと思います。

 

天照大御神(あまてらすおおみかみ))が実在したかどうかについては、結論からお話しますと

「おそらく実在した」と答えるほかありません。

日本最古の歴史書である『古事記』では、初代天皇の神武天皇に繋がる家系図が記されています。

この家系図によれば、天照大神(アマテラス)は天皇の直系のご先祖様にあたるため、

実在の人物もしくは神話のモデルとされる人物がいたと言えるでしょう。

根拠は定かではありませんが、「天照大御神(あまてらすおおみかみ)と卑弥呼は同一人物」という説も囁かれています。

 

しかしその一方で、お父さんの左目から生まれたり、

洞窟に隠れたら世界が真っ暗闇になったといった逸話があまりにも現実離れしていることから、

実在しない架空の人物と言われることもあります。

アマテラス・天照大神│実在したかどうかよりも大事なこと

日本の神様は、キリスト教のような人間界の外側にいる絶対的な存在というよりも、

八百万の神と言われるように、私たちの身近なところで見守ってくれる存在です。

そういう意味では、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が本当に実在したかどうかよりも、『実在する大切な人と同じように、親近感と敬意をもつ』ということが大事なのかなと思います。

 

天照大御神(あまてらすおおみかみ)は万能で無味乾燥な存在ではなく、弟の須佐之男を気遣ったりその弟に困って洞窟に籠もってしまったりと、実は人間味に溢れる神様です。

日本神話を知れば知るほど、「神様も人間と同じように他人を思いやったり、失敗することもあるんだ」

と思えて、私たちも完ぺきじゃなくていいんだとどこか安心することができます。

 

そんな最高位の神様でありながら人間らしい一面もある天照大御神(あまてらすおおみかみ)を、雲の上の存在ではなく、どこか親しみのある存在として敬愛してもらえたら嬉しいです。

まとめ

最後まで読んでくださった方は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の凄さと同時に、意外な一面を知ることもできたのではないでしょうか。

もし愛着を感じていただけましたら、最寄りの神明神社を参拝したり日光浴をして、天照大神との繋がりを感じてみてくださいね。

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