画家略歴
奥田みき・略歴
画家・奥田みき略歴
こんにちは、幻想画家の奥田みきです。
私は画家・イラストレーターとして30年以上活動してきました。様々な企業や出版社での仕事を手掛けながら、独自の世界を追求してきました。
これまでに手掛けた仕事については、後半でご紹介しています。
最初に「美術に興味を持った頃」
私は幼少期から見えない世界や空想の世界に魅了され、その世界を絵として描くようになりました。
10代の半ばで美術に本格的な興味を持った時、私は「仏教美術」に惹かれました。
当時(約35年前)は、珍しい仏像が大好きな少女で、最初に自分で資金を調達して行った旅行は、京都・奈良仏像めぐりの旅行でした。
当時の私は、学校で馴染むことができず、昼休みや放課後は図書館に行き、書庫の奥にある少し難しい本を読むことが好きでした。これが今の私の作品創りに繋がっています。
しかし、当時の「仏画」といえば、日本画や伝統的な描き方以外は存在せず、敷居が高すぎて、自分で仏画を描くことはできませんでした。
その後、本格的に絵を描き始め、自分の作品としてはルネサンスの天使の絵やラファエロ前派の世界に魅了され、神話の世界や天使の絵を掘り下げていきました。
ファンタジーの世界を描き続け、原点に返る
私は長年にわたりイラストレーターとして活動し、西洋のモチーフを中心に書籍の装丁などの絵を描いてきました。
しかし、最近は両親が他界したことなど人生を振り返る機会があり、自分の原点に戻り、西洋の絵と並行して神仏の絵を追求しています。
私の神仏画作品は、現代的なタッチで描かれていますが、仏師や僧侶の方に背景を学んだ上で描かれています。
仏様にはそれぞれ経典に描かれているお姿があり、仏様を題材に描くためには、伝統をきちんと踏まえた上で描きたいと思っているからです。
現代社会と神仏画
現代社会はストレスが多く、神社仏閣に癒しを求める人が増えています。
それに伴い、宗教とは関係なく、自分を見守ってくれる神仏の絵を身近に置きたいという方も増えています。
私の神仏画は、優しい色合いと語りかけるかのような表情が特徴で、多くの方から一般家庭のお部屋でも違和感なく飾ることができると好評をいただいています。
さらに、寺院からの依頼で星曼荼羅や御朱印を制作するなど、国内外で高い評価を得ています。
特に、「日本の密教カード」海外版では、イギリスに本部を置く「International Tarot Foundation (国際タロット財団)」主催の2022CARTS Awardで4部門のファイナリストに選ばれ、最終審査では審査員部門・準優勝を獲得しました。
私の作品は、装飾や持物(仏様が持っているアイテム)など細部までじっくりと時間をかけて描かれています。
美しい微妙な色のグラデーションは、絵の中に引き込まれるようで、見る度に違う表情を見せてくれます。
日々の仕事に疲れた時や何かお願い事がある時、私の神仏画は、優しくあなたを見守り、背中を押してくれることでしょう。
私の作品が多くの方々に癒しや希望を与えられることを願っています。
神仏画を制作することについては下記でも詳しく書いています。
星供曼荼羅
東京早稲田の天台宗寺院、宝泉寺様からのご依頼で描き上げた50号の「星供曼荼羅」です。
星供曼荼羅についての詳細はこちらをご覧ください。
イラストレーターとしての今までの主な仕事(ファンタジー系)
活動初期は、児童書の物語の挿絵などをメインにやってきました。
その後、スピリチュアル系の仕事が多くなり、現在はオラクルカードやスピリチュアルアート、仏画の仕事も多く手がけています。
著作
- 「日本の密教カード」(ヴィジョナリー・カンパニー刊)
- 「エターナルオラクルカード」(ヴィジョナリー・カンパニー刊)
- 「エンジェルプリズムカード」(エンシェラート刊)
- 「大人の塗り絵~美しい仏画編」
- 「大人の塗り絵~神獣と縁起物偏」
- 「大人の塗り絵~ヨーロッパの民族衣装偏」(河出書房新社刊)
- 「塗り絵で学ぶ美しい仏画」(ホビージャパン刊)
- 「幸せ運ぶ天使を描こう」(廣済堂出版刊)
- 「ファンタージイラストレーション・スーパーテクニック」(マール社)刊
その他・装丁など
- iphoneアプリ、「エンジェルタロット」22枚とサイトデザインを制作
- サークルケイサンクス占いコンテンツ、タロットカード22枚制作
- 「カラーエンジェルカード:幸せカラーセラピー」永岡書店刊エンジェルカードを31枚描きました
- 「日本の歴史人物大辞典」イラスト12点制作/西東社刊
- ギリシャ・ローマの神話がよくわかる本・イラスト50点制作/総合法令出版
- 「ヨーロッパの神話/ケルト・ゲルマン編」/ポプラ社刊
- タモラ・ピアス原作「アリーの物語」全四巻/PHP研究所刊
- 「女騎士アランナ」全四巻/PHP研究所刊
- 「天使体験 ガーディアンエンジェルとの出会い 」/
- エイミー・オスカー , ドリーン・バーチュー /ベストセラーズ刊
- タモラ・ピアス原作「アリーの物語Ⅳ」 予言されし女王/PHP研究所刊
- コーセー化粧・商品イメージビジュアル
- 「月のメッセージ」/カードイラスト・パッケージイラスト制作/アルマット刊
- 「ハリーポッター7前夜祭」/出版文化社刊
- 「ロビンフッドの冒険」/ポプラ社刊
- ロビン・ホブ作/「ファーシーアの一族」シリーズ/「騎士(シヴァルリ)の息子 」
- 「帝王(リーガル)の陰謀」/ 「真実(ヴェリティ)の帰還」/東京創元社刊
- タモラ・ピアス原作「女騎士アランナシリーズ」/PHP研究所刊 全4巻
- ヴォルフガング&ハイケ ホールバイン作/「メルヘンムーン」
- 「ナルニア国物語の謎~アスランの秘密」
- 「メドレヴィング―地底からの小さな訪問者 」/キルステン ボイエ
- など他数
イラストレーターとしての今までの主な仕事(メルヘン系系)
児童書や幼児向けの仕事、企業向けカレンダーなどの仕事をして来ました。
- 2022年郵便局卓上カレンダー(150万部発行)
- 関西アーバン銀行カレンダー
- ポーラ 化粧品カレンダー
- 森永製菓カレンダー
- 「ファンタジー&メルヘンイラストレーション2」(グラフィック社)掲載
- 明治乳業パンフレット表紙イラスト
- 東邦生命グリーティングカード、テレフォンカード
- ベビーエイジダイアリー
- JR東海身延線イラスト
- 「わくわく絵本箱」装丁(学陽書房)
- canonグリーティングカード
- ナリス化粧品広告 植物イラスト
- ソーケンメディカル「健茶ん」パッケージイラスト
- 三井石油「童話カレンダー」(競作、シンデレラを担当)
- 花カレンダー「Pastel Green」
- 「イーフローラ花カレンダー」
- 「ソーマ化粧品カレンダー」
- 「カレンダー 夢のつばさ」
他、雑誌、学習教材、挿絵等多数。
今までの主なクライアント
◆ 講談社 ◆小学館 ◆サンリオ ◆学習研究社 ◆マール社 ◆PHP研究所 ◆フレーベル館 ◆ポプラ社 ◆凸版印刷 ◆電通 ◆タカキベーカリー(アンデルセン)◆JR東海◆ ◆河出書房新社、他多数
アート講師歴
- 朝日カルチャーセンター「ファンタジー水彩」(短期講座)
- 東洋美術学校。イラスト講座(4年間担当)
- 東武カルチュア イラスト教室1999年~(現在は終了しました)
- 銀座ソレイユ 2012年5月(現在は終了しました)
- 2012年5月自宅アトリエ「アトリエ・観稀舎」オープン
現在は自宅アトリエを中心に活動しています。
講座にご興味のあるかたは下記の講座サイトをご覧下さい。
受賞歴・展覧会歴
- 12回「詩とメルヘン」イラストコンクール、佳作賞受
- 2017年「ドラードギャラリー表現者展」北見隆賞受賞
- 「日本の密教カード」海外版では、イギリスに本部を置く「International Tarot Foundation (国際タロット財団)」による2022CARTS Awardで4部門のファイナリストとなり、最終審査では審査員部門・準優勝を獲得
個展・グループ展
ドラードギャラー(早稲田)
STAGE銀座 (銀座)
銀座ソレイユ(銀座)
檜画廊(神保町)
オレンジギャラリー(池袋)
等で定期的に個展を開催する。
他、コズミックフィージョン(大崎美術館)、伊東屋・eーSPACE展(銀座)などのグループ展にも多数参加
仕事へのポリシー
描く物に対する背景をきちんと学びたいスタンスなので、ライフワークとして追求しているものに関しては、描く事以外の学びも続けています。
神仏画を描くことに関してはこちらに記載しています
神仏画を描くこと
占いは、ケルティック・ディヴァイン・オガム、ウィッカストーン、タロット、エンジェルオラクルカードなどを学びました。
ヤンタラ・ジローさんの演奏会でのクリスタルボウルの音に導かれ、チャネリングアートにも開花します。(以降、インスピレーションアートとして描いています)
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