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透明水彩絵の具で薔薇を塗る【動画付】

こんにちは。画家・イラストレーターの 奥田みきです。

 

今回は透明水彩絵の具の基本の練習として、背景のない薔薇を塗ってみますね。

最初に動画を貼っておきますので、下記の解説と合わせてご覧ください!

 

 

まずは動画から

 

 

 

一連の作業の流れを動画にしました。

筆使いなどは動画の方が分かり易いと思いますので、こちらもご参考になさってください。

 

透明水彩絵の具で薔薇を塗る① まずは下絵の準備をします。

 

まずは色塗りの前に、きちんと下絵を準備してね

 

 

今回は透明水彩絵の具で「薔薇」を描きたかったので、スケッチブックに描いてあった植物の中から、薔薇の絵をスキャンしてコピーしました。

私は通常、直接紙に下絵を描く事はせずに別紙に描いた下絵を本番の紙に写します。

下絵を写すには、紙の裏を鉛筆でこすり「カーボン」状にします。鉛筆は2B~3Bの少し濃いめのものが良いです。

既製品でもカーボンもありますが、私はこの方法の方が濃度も調整出来て良いと思います。

 

少し濃いめに、まんべんなく塗るのがコツです!

サイズがA5サイズ位なので、水張りはしないでベニア板にマスキングテープで固定する方法です。これ位までのサイズでしたら、板に仮止めの方法で大丈夫です。

下絵をマスキングテープで水彩紙に仮止めします。0.3~0.5程度のボールペンが使いやすいです。

 

紙はウォーターフォードの中目300gを使用。紙については「水彩紙」のページをご覧下さい


写し忘れがないか確認してからマスキングテープを外します。

練り消しで柔らかく叩くようにして、鉛筆の粉を落としてくださいね(余分な鉛筆の粉が残っていると、塗っていて黒くなってしまいますので)

透明水彩絵の具で薔薇を塗る② 塗り始めます

 

下絵の準備はできましたか?
それでは色を塗っていきましょう!
今回使った透明水彩絵の具です。ピンクも4色を混ぜて使っています。

透明水彩絵の具は「水彩」という名の通り、水で溶きながら塗って行く画材です。

今回は花びらを一枚ずつ塗っていく塗り方です。まずは塗りたい部分の内側に綺麗な水を引きます。

今回はローズピンク色の薔薇にします。使う色はピンクだけではなく、ニュアンスを出すために部分的に明るい場所に黄色を塗ります。黄色は刻しすぎないようにしてくださいね。

次にピンクを塗ります。一度で濃い色にするよりも、2~3回塗り重ねた方が色に深みが出せます。

 

一週目の塗りの時には余り濃く塗らずに薄めに塗りましょう。 

絵はきわを丁寧委仕上げることで、全体の完成度が上がります。

 

輪郭の境目のことです。きわを丁寧に仕上げてくださいね。

 

絵は「筆の動かしやすい角度」がありますので、塗りやすい方向に紙を回転させながら塗ってくださいね。

透明水彩絵の具で薔薇を塗る③ ドライヤーで乾かしながら塗ります

 

ドライヤーを使いながら
塗り進めていきましょう!

 

隣り合っている部分は乾く前に塗ると滲んでしまいますので、上手くドライヤーを使って乾かしながら塗り進めます。

植物には葉脈がありますので、その流れを意識しながら塗ると「花らしく」なります。

薔薇は丸い形をしていますので、根元の辺りは濃くなっています。この影をきちんと付けて行くことで、立体的で薔薇らしい形になります。

同じ作業を繰り返して、塗り進めます。

 

透明水彩絵の具で薔薇を塗る ④二度塗りをします。

 


一度塗りが終わった所です。ここから濃淡を調整していきます。

下絵のデッサンを見ながら、どこが濃くなっているのか確認しながら進めていきます。

水彩はどの程度「紙が濡れているのか」によって滲みぐらいが変わってきます。

乾いている所に塗ると筆後が残ってしまいますので、「乾き加減」をみながら塗り進めて下さい。

 

ぼかしたい時には紙が濡れている時に、乾き気味の時には細かい箇所などを塗ると良いですよ。

を濃くしていきます。

一箇所濃く塗ってそれを目安にすると進めやすいです。同じ作業を繰り返して塗り進めます。

最後は葉脈を塗りますが、この時固い筆だけで塗ってしまうと、

くっきりとした線になり過ぎてしまいますので、少しかすれたように描くのがコツです。

 

絵の具を極力少なめにして、ややかすれ気味に塗ります。

 

動画でご紹介しているブラックリセーブルは、自然な感じで葉脈が描けますのでおすすめの筆です。

筆については「おすすめの筆」の記事をご参考になさって下さいね

 

常に片手でティッシュを持ちながら、水分をコントロールしています。

筆はベタっと塗るのではなく、軽く持って先端で描く感じです。

花の部分が完成に近くなって来ました!

立体感を意識しつつ。濃い部分や影を丁寧に追っていきましょう。

 

 

透明水彩絵の具で薔薇を塗る⑤緑を塗ります

 

花が塗り終わったので、緑を塗っていきます

薔薇の花が塗れましたので、緑の部分を塗りましょう。あと一息です!

まずは先端に薄く黄色を塗ってから緑を塗ります。

緑色はそのままですと「生」ぽい色をしていますので、混色をした方が良いです。

イエローオーカーや花にも使ったピンクを少し混ぜると色が落ち着きます。


緑が塗れました、これでほぼ完成です!


最後の調整をします。かげの部分を少しだけ濃くしたら完成です。

今回は背景のないシンプルな薔薇ですが、水彩の練習をするのに、最初は背景のないものから入るとやりやすいと思います。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

次回は「水彩で描く観音様」を制作中ですので

又ご訪問くださいね。

 

 

水彩の描き方の総合案内はこちらになりますので

合わせてご参考になさってください。

 

 

 

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