本を出版するにはどうすれば良い?

こんにちは。画家・イラストレーターの奥田みきです。

 

昨今は出版不況と言われていますが

モニター越しに見るのとは違い、本には紙ならではの

魅力がありますよね!

 

また、書籍のイラストなどを書く機会はあっても

なかなか「著作本」となると出版の機会がない方も多いと思います。

 

本を出すという事は、著者としてのブランディングにも大きく役立ちますし、

著作の本を出したいと言う方は多いと思います。

 

私も何冊が本を出していますので、

今回は私の経験に基づいた商業出版の過程を書かせて頂きますね。

 

商業出版と自主出版の違いはなに? 出版には大く分けて3つの種類があります。

 

一般的に「本を出す」というイメージでいうと

出版社から本を出し、印税が支払われると言うイメージだと思いますが、

出版の形態には幾つかあります。

 

商業出版

 

出版社からの依頼を受けての出版です。

著者の持ち出し費用はなく印税で対価が

支払われます。

 

印税は、10~5% 。出版社との契約時に取り決めがされます。

 

自主出版

 

いわゆる「出資型」の出版です。

最近では一般の出版社にも「自主出版部門」があるところもあります。

 

自主出版の会社を通すと、編集などもプロに方に行って貰えます。

ただし費用は高額で、100万~200万かかるのが普通です。

 

出版社の流通経路を使い、本屋に置いて貰うことも出来ますが

知名度のない方の場合、部数を売ることは簡単ではありません。

 

絵描きさんの中では、個展の時などに「画集」を自主出版する方

少なくないですが、こちらはそれほどの費用はかからず、

自分がレイアウトなどのデザインが出来れば、印刷費のみです。

 

 

オンデマンド出版

 

Amazonなどで行われているオンデマンド出版

本を出す方も多いです。

こちらは、注文が入ったら一冊ずつ印刷するシステムで

在庫を抱えなくて良いのがメリットです。

 

オンデマンド出版の専門の出版社もあり、そこを通しての出版になります。

高額な出資型出版比べると、出資額は低いです。

(それでも50万位かかるようです)

 

まずは企画書を作って見る

 

 

本を出すためにはまず「企画書」を制作する必要があります。

 

正式な企画書の書き方は、専門の方が書いていますのでそちらをご覧下さい。

(下記の「ほんたま」のサイトなど)

 

本を作ろうと思ったら、

まずはコンセプトを立てます。

 

「一冊の本」を作るのには、それなりの専門知識が必要です。

それに、多くの場合既に類書が出ているので

自分の企画ている本に、どんな目新しさがあるのかも考える必要があります。

 

 

1.どんな内容なのか

 

2.ターゲットにするユーザーは

 

3.この本を買うことでユーザが得られるものは

 

4.この本が今までに出た類書に比べて新しい点は?

類書との差別化を考える。

 

などを文章にまとめます。

私の場合、絵に関連した本なので、上記の文章以外にも

画像やサンプルページなども制作します。

 

 

例えばこの段落に使っている龍の画像は

「大人の塗り絵・神獣と縁起物編」/河出書房新社の

企画プレゼンの際に見本で制作した絵です。

 

 

企画が通る本って何が必要?

 

 

どんな「仕事」でもそうですが
企業が商品を作るのにまず考えるのが

 

「その商品が売れるかどうか」です。

 

今の様に出版不況の時代にあっては特にそうです。

 

ユーザーが必要としている=売れそうな本が出版されます。

 

売れる見込みがある物しか企画は通りません。
これが一番重要なポイントです。

 

 

もちろん他にもポイントはあって

今までになかったような企画

他社で類書が出ているけれど、自社でも似たような本を出したい場合

などもあります。

 

出版社にもそれぞれ特徴があって
この手の本を良く出している会社は
既にその本を出しているので、「家ではもういらない」と

言われることも多いと思います。

 

逆に「その手の本を出していない」会社が狙い目かと言えば、

「家とは傾向が違う」となる場合もあります。

この辺は、色々な会社に売り込んでみる以外にありません。

 

現に、他社では没になった企画が

他社ではベストセラーになった、と言うことも珍しくありません。

 

実際に企画をどう売り込む?

 

出版社の中にはWEBサイトに
「企画募集」をしてる所もあります。

 

また出版社はいつでも良い企画を探しているので、

出版社に電話をして「出版企画を見て頂きたい」の旨を伝えれば

PDFを送って下さい、など見て頂ける事もあります。

(ただ、昨今の編集者はとても忙しい為に、持ち込み企画は受け付けていない場合もあります)

 

出版・企画募集

などのキーワードで検索すれば探すことが出来ますが、

例えば下記の様な会社はWEBサイトに窓口があります

サンクチュアリ出版|企画・原稿募集

成美堂出版

マール社

 

私の場合

 

私は現在、お世話になっている編集プロダクションの方が窓口になって頂いているので、

その方を通して各出版社にプレゼンをしています。

 

編集プロダクションは幾つもの出版社の仕事をしていますので、

編集プロダクションを通して企画を売り込むのも一つの手段です

 

マッチングサイトやセミナーを使う方法もあります

 

「ほんたま」

〈ほんたま〉by 企画のたまご屋さん

NPO法人企画のたまご屋さんが運営する〈ほんたま〉は、 無名でも力のある著者候補と日本中の出版社をつなぐマッチングサービ…

 

著者と出版社をマッチングしてくれるサイトもあります。

この「ほんたま」は審査を通った企画を、

出版社に売り込んでくれるシステムです

(出版が決まった場合には印税の一部が手数料になります)

 

自分で企画を売り込む自信のない方は、こういったシステムも良いでしょう。
(企画提出の審査は厳しいと思います)

 

 

出版セミナー

 

本を出版したい方に向けてのセミナーも多く開催されています。

出版のノウハウを学びたい方、編集関係の人と繋がりを持ちたい方は

行って見るのも良いと思いますが、

セミナーは高額なものも少なくありません。

 

絵本などだと、講座とセットになった出版セミナーなどもあります。

 

オラクルカードの場合

 

オラクルカードは現在オリジナルブランドでの出版もブームで、

必ずしも出版社から出さなくても、色々自由に出す事も可能です。

 

出版社からカードを出版するとなれば

 

著者が有名でファンも沢山付いている

 

企画が斬新で他に見たことがないような面白い企画

 

などが必要です

 

実際仕事をしたオラクルカードの編集のかたも

 

「オラクルカードを出版社が出すのは一般書籍よりハードルが高い」

 

と仰っていました。

 

私のオラクルカードの自主出版の出版過程は下記から

 

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経費がかかる場合には良く考えてみる

 

出版するのに費用がかかったり

セミナーの受講料がかかることもありまs。

 

本は出せば売れるわけはなく、特に自主出版の場合

著者に売る能力が必要になります。

 

投資がいくらかかって、いくら回収出来そうか、

そんなことも冷静に考えて見ることも必要だと思います。

 

ただ、中には自主出版の本がヒットする事もありますので、

強い情熱のある人は、是非チャレンジして見て下さい。

 

 

まとめ

 

現在は出版不況の時代と言われていますが

逆に「本を出したい」と言うかたは増えているように思います。

出版も商業出版から自主出版まで多種多様です。

 

当然のことながら、出版経験のある方の方が

出版企画が通る可能性は高いですが、周りを見ていても

「はじめて本を出しました」と言う方でも少なからずいらっしゃいます。

(誰でも一冊目はありますしね)

 

本を出したい! と言う方は是非頑張って企画を立てて下さいね。

 

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