文殊菩薩とは?

文殊菩薩は「智」を象徴する菩薩です

見た目も華やかな菩薩ですね。

今日は文殊菩薩について解説させて頂きます。

文殊菩薩とは

 

文殊菩薩のお名前は「文殊師利(もんじゅしゅり)」の略で

サンスクリット語の「マンジュシュリー」の音訳です。

悟りを開くために必要な般若の智慧を象徴する菩薩様です。

物事の本質をまっすぐ見る、正しい洞察力を授けてくださいます。

 

合格祈願などにも人気の仏様です!

 

智慧の菩薩

文殊菩薩は昔のインドで実在した人でバラモン階級の出だとされています。

(インドの身分制度の中では上位に位置する司祭の階級です)

「三人寄れば文殊の知恵」ということわざでも有名ですが、智慧の仏様として有名です。

この「智慧」は学問などの知識だけではなく

人間が生きていく上で必要な全般の「智」を指すと言われています。

 

「維摩経」では大乗仏教の奥義を究めた維摩居人と論じ合う姿も描かれています。

 

釈迦如来の脇侍(わきじ)

文殊菩薩と普賢菩薩は共に釈迦如来の脇侍を務める菩薩で

三尊で祭られている時には左に侍すのが獅子に乗った文殊菩薩です。

(ちなみに右の白象に乗っているのは普賢菩薩です)

 

ぼく、制吒迦童子 (せいたかどうじ)は不動明王の脇侍です

文殊菩薩のお姿

手に持っているものは?

通常右手に剣を持ち、手には慈悲を現す蓮華を持たれています。

蓮は青蓮華で、その上に経典を乗せています。

腕は二臂(二本)です。

髪型や冠は?

文殊菩薩は頭の上に「髷」を結っています。

 

TOP画像のように華やかな冠を被っている場合と、上記の画像の様に髷だけの時とあります。

髷の数は一般的には五つですが、それ以外にもが一・五・六・七の四通りあり、

繭の数でそれぞれ得意分野が違います。

 

一髷は=増益、五髷は敬愛、六髷は調伏、八は息災の修法の本尊です。

 

文殊菩薩を見かけた時には、是非髷の数にも注意してみてくださいね!

乗物は?

獅子の背に乗ったお姿をして現されていることが多く、蓮華座に結跏趺坐しています。

(同じ釈迦如来の脇侍の普賢菩薩は白象に乗っています)

 

獅子に載っているのはほぼ文殊菩薩なので見分けが付きやすいですが、獅子座に乗っていない作例もありますので

100%獅子に乗っている=文殊菩薩というわけではありません。

禅宗での文殊菩薩は?

禅宗では文殊菩薩は少し違っていて

菩薩系ではなく、僧侶のお姿として現され、

「聖僧」として僧堂に安置されています。

ここでは文殊大士という名前で呼ばれます。

文殊菩薩のご真言

 

オン・アラハシャ・ノウ

 

文殊菩薩のご真言には唱える回数でご利益が違うと言われています。

10万回唱えれば苦労を取り去り、

50万回では悟りを開くことができると言われています!

 

文殊菩薩のご利益

学徳成就、合格祈願など

受験シーズンなどには文殊菩薩を祭ったお寺には、多くの人が合格祈願に訪れます。

 

文殊菩薩の有名な寺院は?

奈良県・安倍文殊院

最も有名な文殊菩薩の仏像は、奈良県桜井市にある安倍文殊院です。

安倍文殊院の仏像は渡海文殊群像(とかいもんじゅぐんぞう)と呼ばれています。

 

獅子に載る文殊菩薩を中心に、周りに四人の脇侍が従う、文殊五尊のお姿です。

脇侍の四人は優填王、仏陀波利三蔵、善財童子、大聖老人。

有名な仏師・快慶の作で大変美しい造形です。

 

中国では「旧華厳経」に文殊菩薩は東北方の清涼山に住むと記載されていることから、

中国山西省五台山が文殊菩薩聖地とされています。

この五大山文殊の信仰にから、文殊五尊の形ができました。

※この写真は文殊五尊ですが安倍文殊院のものではありません。

 

その他の寺院

文殊菩薩を奉っている寺院はその他に

京都府智、恩寺(ちおんじ)(切戸(きりと)の文殊)
山形県大聖寺(だいしょうじ)、奈良・興福寺東金堂、高知・竹林寺の五尊像

などがあります。

文殊菩薩のどの年の守り本尊?

 

うさぎ年の守り本尊になります。

 

文殊菩薩まとめ

 

智慧を授けてくださる仏様、何かを学んでいる時や、受験の時

邪念を取り払い、物事をまっすぐな目で見つめたい!と

思う時にお参りしてみると良いですね。

 

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