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【初心者にお勧め練習法】塗り絵、トレース、模写

こんにちは。
画家・イラストレーターの奥田みきです。

絵をはじめたばかりの方は
最初にいきなり下絵からオリジナルの絵を
全て描くのはハードルが高く感じるかも知れません。

そこで活用して頂きたいのが

塗り絵、トレース、模写
の3つです

この3つは似ている様で違うので
個々にご説明しますね

 

まずは塗り絵から

塗り絵と言えば「大人の塗り絵」を思い浮かべる方が多いでしょう・

昨今では数多くの「大人の塗り絵」が発売されていますね。
(私も数冊出版しています)

塗り絵は線画まで印刷されていますので、
初心者の方にも最もハードルが低く、
気軽に取り組める題材です。

特に線画が綺麗な状態で印刷されていますので

形が崩れると言う心配もなく楽しむことが出来ます

▼塗り絵のメリットは
・色塗りの練習にはもってこい
・線画があるので、下絵が崩れる心配がない
・沢山のバリエーションがある
▼デメリットは
・線画が既にあるので、絵そのものの上達にはならない
・印刷された紙があまり良い物ではないので
塗りやすい紙ではない

目的が「色塗りを楽しむ」ためでしたらとても良いのですが
絵そのものの上達を目指したい方は、
次のステップに進むことをお勧めします。

トレース

 


トレースは下絵を別の紙に写し、
それを塗ることです。

例えばトールペイントや仏画なども

先生が用意した「図案」がありますので

この「トレース」での練習になります。

絵の教室などでも良く取り入れられている方法です。

 

一見すると塗り絵と同じように感じますが
「一旦線画を写す」ことで、
きちんと写せないと、
デッサン崩れを起こすこともあります。

実際、写真をトレースして描いている絵でも、

絵の基礎がないとデッサンが崩れている絵を良くみかけます。

 

それでも一から描くよりは敷居が低く、
初心者の方にお勧めです。

▼トレースのメリットは
・自分で一度線画を描くために、線画の技術を学べる
・自分の個性も多少反映することが出来る
・見本の優れた部分を自分も描くことで、
技術的なスキルアップが出来る

 

▼デメリットは
・自分で構図などを考えていないために、
発想力などは身につかない
・本当の意味でのデッサン力は身につかない

模写

模写は既にある絵画や写真を「実際に自分で」描くことです。

こちらは見本はあっても「自分の画力」で写しますので
デッサン力と塗りの技術も身に付けることが出来ます。

ある程度の技術がないと、
上手く模写できないので良い練習になります。

 

名画などを、過去の名作の優れた箇所を考え、分析しながら描くことは

昔から行われてきた練習法です。

名画と呼ばれているものはやはり「構図」「色彩」「デッサン」など

優れた作品ですので、是非気に入った作品があれが描いてみてください。

 

また「名画」に限らず、現在の作家さんの絵でも

好きなプロポーションや顔の表現などあれば

是非参考に描いて見ることをおすすめします。

▼模写のメリットは
・優れた見本を自分の手で同じように写すので、
色々な画力を学ぶことが出来る

 

▼デメリットは
・デッサンや画力は鍛えられますが、
オリジナルを描く発想力は身に付けられません。
ただし、優れた絵画などを模写すれば
そのエッセンスを自分の作品に活かすことは出来ます。

デッサン

デッサンは模写とは少し違いますが

「何を描くか」という発想力ではなく描写力の訓練です。

こちらも「作品」を描く前の練習として不可欠なので

是非取り組んで見てくださいね、。

 

絵ってどの段階が難しい?

上記にあげた3つは、全て
「誰かが描いた作品」を利用します。

そのため「何をどう描く」が既に元があるために、
その部分のスキルを磨くことが出来ません。

私は絵を描くのもっとも大事で難しいのは
この「何をどう描く」だと思います。

つまり、モチーフを決めて、資料などを探し
下絵と構図をデッサンして下絵まで持ってくる。

ここの段階です。

この「何をどう描くか」は人に教えて貰うことが

難しく、自分で作品を繰り返し描いていくことでしか

習得出来ないスキルです。

 

多くの場合「塗る方」に気が行ってしまいますが
私の考えでは「色塗りはどうにでもなる」
と思っています。

「下絵」までがきちんと出来ていないと、
どんなに塗りが綺麗に出来ても、
余り魅力のない絵になってしまいます。

なので、最初はトレースなどは手軽にはじめることが出来ますし
練習にはとても良いのですが

オリジナルを描くことを目標にしている方は
ある程度トレースなどで慣れたら
一からご自分で描いてみてくださいね。

もちろん、人によっては
トレースや塗り絵などの方が好きな方もいて、
オリジナル制作よりもそちらが楽しい、

と言う方もいますので、

そちらの傾向の方は
着彩を楽しんでくださいね。

まとめ

 

絵を描く楽しみ方は人それぞれですので

人によっては自分のオリジナルを描くことよりも

既に出来上がった線画を使って「色を塗る」ことを楽しむ方も

少なくありません。

「大人の塗り絵」がここまで流行っているのもそれが要因でしょう。

 

ただ上達を目指す方の場合にはやはり

「図案」がある程度のところで卒業して

自分自身の発送で自由に作品を描いてみてくださいね。

 

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